パワーコンディショナーの設置場所はどこでも良いのか

パワーコンディショナーの設置場所はどこでも良いというわけではなく、電圧抑制、温度抑制、騒音、寿命などの様々な観点から適している場所を検討しなければなりません。屋内に設置する際に最も重要となるのが設置スペースの確保です。小型のエアコンほどの大きさがあるので既存の住宅では他の要素を考慮したときに適した場所が見つからないことがあるので、この場合は屋外型を選ぶと良いでしょう。基本的にはブレーカーの近くに置いてケーブルの長さを最短にすることが推奨されています。

ケーブルが短い方が電気のロスを減らすことができ、電圧も上がりにくくなるので電圧抑制で出力が停止する頻度が下がります。パワーコンディショナーは稼働時に騒音が発生します。発電が行われる日中に関して考慮すれば良いもので、働いている場合は影響は少ないですが、休日などは家にいるのでリビングの近くでは音が気になることがあるので、生活に影響しない場所を探した方が良いでしょう。屋外型であれば騒音は気にせずに済みます。

熱に弱いので、通気性の悪い場所に置くと温度抑制で出力を停止することが多くなり、発電効率が下がります。靴箱のような密閉された場所はできれば避けた方が良いでしょう。屋外型の場合は直射日光を避けます。故障しやすいパワーコンディショナーを長く使うため、扱いにも注意しましょう。

屋内型ではブレーカーは洗面所の近くにあるので、誤って水をかけないようにします。屋外型では防水加工されていますが、それでも雨に晒さない方が基盤が錆びにくくなります。

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