太陽光発電システムを新設したり、ソーラーパネルを増設する動きが活発です。このソーラーパネルで作られた直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナーは、略してパワコンと呼ばれていますが、メーカーによって変換効率や接続方式などの違いがあります。田淵電機のパワコンは、ソーラーパネルとの接続がフルMPPT方式です。この方式は回路ごとの電力の容量合わせが必要ありませんから、接続箱や昇圧ユニットといった中間機器を使わず、直接パワコン本体に接続しますのでロスが発生しません。
また施工も簡単です。回路ごとの容量合わせが必要ないということは、異なるメーカーのソーラーパネルを同時に接続もできますし、パネル枚数を合わせて接続しなければならないといった面倒な調整も要りません。それは今までスペースの関係で置けなかった場所にもパネル設置ができるということでもありますから、より有効に発電ができるということです。太陽光発電システムにおいては、ソーラーパネルと大地との静電容量により、漏電ブレーカーが不要作動するリスクがあります。
田淵電機のパワコンは長期にわたる使用を見据えて、高周波絶縁トランス方式を採用しています。この方式だと系統とソーラーパネルが絶縁されていますから、落雷などによる系統異常で電流がソーラーパネル側に流れることを防ぐことができ、不具合や破損がありません。またこの方式は外部に絶縁トランスを設置する必要がなくなります。田淵電機のパワコンは、耐候性に優れた金属筐体を使用した屋外設置タイプですから、室内の生活スペースの邪魔になりません。
また屋内は簡単な配線工事だけで、ソーラーシステム設置工事のほとんどが屋外での作業となります。その為、ソーラーパネルの増設工事やメンテナンスなども非常に容易です。